Excelのオートフィルとオートフィルターの違い

こんにちは。

 先日生徒様より、Excelの「オートフィル」と「オートフィルター」って違うものなの?どう違うの?というご質問をいただきました。

まったく別の便利な機能なのですが、名前が似ていて紛らわしいですよね。

 

それぞれの特徴をご説明します。

 

【オートフィル】

 オートフィルの「フィル」は、英語の「fill(満たす、埋める)」

曜日や月など連続するデータの続きを、ドラッグするだけで自動的に埋めていってくれる機能です。

 

  例えば、「4月」と入力し、そのセルの右下にマウスポインターを合わせ、形が黒十字に変わったらそのままドラッグしていくと、セルに「5月、6月、7月…」と自動的に続きが入力されていきます。

独自の連続データを作成して登録することもできます。

 

【オートフィルター】

 オートフィルターの「フィルター」は、英語の「filter(濾過する、選別する)」

データの一覧から特定の条件に合うデータだけを絞り込んで表示する機能です。

データ一覧を範囲選択し「データ」タブから「フィルター」を設定、各列の見出し横の小さな矢印(▼)をクリックして条件を選択します。

 

 例えば、住所録の表から特定の市に住む人の行だけを表示したり、在庫管理表から在庫が特定の数値以下の行だけを絞り込んで表示したり。

複数の条件を組み合わせて抽出することができる機能です。

 

オートフィルとオートフィルターは、どちらもExcelのデータ管理に非常に役立つ機能です。

オートフィルはデータの入力やコピーに、

オートフィルターはデータの抽出や表示に使います。

これらの機能を活用して、効率的にデータを管理しましょう!

わからないことがあれば、お気軽にスタッフにお尋ねくださいね!