詐欺メールの見分け方

先日、ある生徒さんから「国税庁からメールが届きました。これ、詐欺メールでしょうか?」と見せてもらったメール。

パッと見た感じでは「あれ?本物?」と思ってしまいそうですが、明らかにおかしいのが差出人のメールアドレスです。

必ず、ココをチェックしましょう!とくに見ていただきたいのが、「ドメイン名」です。

ドメイン名とは、インターネット上の住所のことで、サイトがどこにあるか判別するための情報です。

 

 

ドメイン名は、メールアドレスの@の後ろの部分に表示され、企業名や団体の種別、割り当てられている国や地域などで構成されています。

ドメイン名は、重複しないように発行・管理されており、ウェブアドレスの場合は、www.*******.**.**の「*****」部分がドメイン名にあたります。

メールアドレスの@以降を頭に「www.」を付けてアドレスバーに入力してみましょう。

★なりすましメールの手口 “類似ドメイン名”

類似ドメイン名とは、正規のドメイン名と視覚的に似たドメイン名を利用して、正しい宛先からのメールであるかのように見せかける手口のことをいいます。よく見るようにしないといけませんね。

例:

Amªzon.com

Amaz0n.com

Amazon.**

 

Amazon.com.asdfasdfa.xyz

 

★なりすましメールの手口 “表示名”

表示名とは、メールの一覧や受信画面で、送信者の名前で表示される情報のことをいいます。表示名は、送信者が自由に設定できるため、悪意ある送信者が第三者をかたるという手口です。

パソコンの場合はメールを開くとメールアドレスが表示されますが、スマホの場合は差出人をタップしてメールアドレスを確認します。

 

 

いずれにしても、怪しいと感じたメールには反応しない、文章中のリンクからサイトに入っていかない、といった点に気を付けましょう。

教室のスタッフにもお気軽にご相談くださいね。