スマートウォッチは、スマホと連携させて使う腕時計です。CPUが内蔵されていて、さまざまな機能を活用できる電子機器です。
代表的なものに、iPhoneと連携させるApple Watch(アップルウォッチ)、Androidスマホと連携して使うGoogle Pixel Watch(グーグルピクセルウォッチ)などがあります。
*主な機能
・通知機能:スマホに届いた着信やメール、LINEなどの通知を確認できます。
・健康管理機能:心拍数や血中酸素濃度、睡眠状態などを計測できます。
・スポーツ機能:歩数や走行距離、消費カロリーなどを計測できます。
・決済機能:SuicaやiDなどの電子マネー機能を搭載したモデルでは、スマートウォッチをかざすだけで買い物や交通機関の利用ができます。
上記以外にもたくさんの機能がありますが、転倒を知らせてくれたり、緊急時の通知ができたりなど、シニアにとっても健康管理や安全確保、日常生活のサポートに役立つデバイスと言えます。
*スマートウォッチ外来とは?
スマートウォッチには心電図や心拍に関わる機能があります(Apple Watchの家庭用心電計プログラムは、厚生労働省より家庭医用医療機器として承認されています)。
スマートウォッチに自動的に記録される心電図で受診ができる医療機関があり、スマートウォッチ外来と呼ばれています。
自覚症状がなくてもスマートウォッチが異常を検知して、受診したら不整脈が発見されたという例があり、番組で紹介されていました。
*どんなふうに異常を知るの?
Apple Watchの場合は、画面に「心臓のリズムに心房細動を示唆する不規則な心拍がみられます。…」というのが表示されたら、速やかにスマートウォッチ外来へ行きましょう。また、スマートウォッチに連携するアプリで閲覧することができる、さまざまなデータも確認してみましょう。
Apple Watchでは、「ヘルスケア」というアプリが連携していて、次のような心電図をPDFファイルとして保存することができます。
スマホとスマートウォッチで健康管理。毎日の歩数をチェックするだけでなく、楽しみながらウォーキングや筋トレをするのにも、欠かせないアイテムですね。
ぜひ、活用してみましょう!