今月の紙版「けやき通信」です。教室では毎月のカレンダーの裏に印刷して配布しております。
◆◆もしもの時に備えよう◆◆
災害時の情報収集に欠かせないスマホの存在。しかし停電が起きると電源の確保が難しくなります。災害情報やライフラインの復旧状況を逃さず入手し、家族との連絡をとり続けるために、スマホのバッテリーを長持ちさせる方法をご紹介します。
①省エネモードに設定 Androidの場合は「省エネモード」「標準省電力モード」「バッテリーセーバー」(呼び名は各種異なります)、iPhoneの場合は「低電力モード」など、消費電力を抑えるモードに切り替えをしましょう。
②通知をオフに 災害用のアプリや連絡をとるために必要なアプリ以外の不要なものは通知をオフに。さらに未使用のアプリは、すべて終了させておきましょう。
③スマホの画面を暗くして節電する 「自動OFF時間」を短く設定し、さらに「画面の照度」を下げておきましょう。暗くすることで、電池のもちが変わってきます。
④「モバイルバッテリー」の備えを モバイルバッテリーは、充電式など様々な種類がありますが、停電時に役立つのは電池式のモバイルバッテリーです。非常持ち出し袋に、1人につき、合計17本以上(スマホ充電用に12本、そのほか、あかり用に3本、ラジオ用に2本)はストックしておきましょう。さらに意外と見落としがちなのが、電池のサイズや種類。機器によって異なるので、必要なサイズと本数を把握して用意しましょう。
◆◆なるほどスマホ◆◆
地震などの災害が発生すると、電話がつながりにくくなることがあります。そんな時に活用したいのが、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板サービスです。今は各携帯電話会社が専用アプリを出しているので、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の方は「災害用伝言板」アプリを入れておくとよいでしょう。
各社が提供する災害用伝言板・音声お届けサービスでは、被災地域の人が「安否情報を残して」、安否を確認したい人が「相手の電話番号を入力すると、伝言が表示される」のを確認することができます。メッセージの文字数や音声の長さ、件数はほぼ共通しており、キャリアによってサービス内容が大きく変わることはありません。
もしもの時に慌てず利用できるように、一度体験して慣れておくこと、また家族とどのようにこのサービスを利用していくか話し合っておくことがとても大事です。能登半島地震災害中の現在は利用できませんが、毎月1日と15日にはサービスを体験利用できるので、ぜひ実際に使ってみてください。
▼災害用伝言版(iPhone/Android 無料)
この他に、「教室のお仲間紹介」の記事なども紙版には掲載しています。