買い物や旅行などで重宝するクレジットカード。多額の現金を持ち歩くよりはずっと安全ですが、ネットショッピングでは不安…
そう感じている人は多いことでしょう。
㈳日本クレジット協会の発表によると、2022年に発生したクレジットカード不正利用の被害は、436億円と過去最大の被害金額で、前年比30%以上の増加。年々被害が拡大している状況です。
そこで、経済産業省は、2023年3月に「クレジットカード・セキュリティガイドライン 第4.0版」で、犯罪者たちの脅威からカードの利用者を守るための方策を公開しました。その中でも大きく取り扱われたのが「3-Dセキュア」なのです。
「本人認証サービス(3Dセキュア)」とは、ネットショッピングの支払い時に、クレジットカード情報と本人にしかわからないパスワードを入力して本人確認を行う安全性の高い手続き方法です。以前は、自分が決めたパスワードを入力する方法でしたが、2022年10月に終了し、現在はスマホに専用アプリ「ワンタイム」をインストールし、1回使いきりのワンタイムパスワードを取得してそれを入力する方式になりました。
ワンタイムパスワードは、60秒ごとに変わります。ガイドラインでは、2025年3月末までに、全てのネットショッピング・サービス事業者がこれに対応することを目標として設定しています。
さて、あなたのクレジットカードは3Dセキュアを登録していますか?
クレジットカード決済に3Dセキュアを導入しているサイトでスムーズにお買い物をするために、事前に自分のカードを登録しておきましょう。
登録方法は、各クレジットカード会社のウェブサイトで確認しますが、細かな登録方法はカード会社によって異なります。
一般的には会員ページ上で行うことが多いです。
例えば、楽天カードの場合は「楽天 セキュア」で検索し、〔本人認証サービス〕サイトを開きます。画面を下にスクロールすると〔本人認証サービスを登録する〕が表示されます。ここをクリックして登録を進めていきます。
本人認証サービス(3Dセキュア)を利用しているショッピングサイトには、右のような表示があります。〔お支払方法〕などのページで確認してみましょう。
操作が難しいと感じたら、スタッフにお尋ねくださいね。(^^)/