コピーしたデータの保管場所

テレビなどで「コピペ」って言葉を耳にすることが多くなりました。「コピペ」は、コピー&ペースト(貼り付け)の略です。

コピーしたデータは、クリップボード(clipboard)という一時的な保管場所に置かれます。保管しただけでは何も起きず、貼り付けるという操作をすることで複製します。文字だけなく、画像や表、ファイル、フォルダーも複製でき、OS(オペレーティングシステム)の機能なので、アプリ間でも利用できます(対応していないアプリもあります)。

さて、この操作、皆さんはいろいろな場面で何度も利用されていることと思いますが、何で操作しますか?ボタン?右クリック?ショートカットキー?

せっかくですので先週のブログにも載せてますショートカットキーを使ってみましょう。そして、貼り付ける時に使ってみてほしいのが、【Windows】キー+【V】キー。

【Windows】キーを押したまま【V】を押すと、クリップボードウィンドウが起動します。

 

クリップボードの履歴は最大25項目まで表示され、直前に〔コピー〕や〔切り取り〕したものだけでなく、選んで(クリックして)貼り付けることができます。履歴が25項目を超えると、古い項目から自動的に削除されます。固定しておきたいものはピン留めをすることができ、クリップボードの履歴はパソコンの電源を切ると自動的に削除されますが、ピン留めした項目は削除されません。

 

次回はクリップボードの面白い機能をご紹介します。