「SDGs」最近テレビなどで耳にされた方も多いと思います。「SDGs」とは「Sustainable Development Goals」の略称で「持続可能な開発目標」です。昨今では世界中の様々な国で環境問題・貧困・紛争・人権問題・新型コロナウイルス等、挙げれば切りがない程多くの課題に直面しており、このままでは安定した暮らしを続けることが困難になるのではないかと心配されるようになってきました。その状況下でこれらの課題を世界の皆で2030年までに解決していこう と誕生したのがSDGsとなります。
持続可能な社会の実現に向けてICT(Information and Communication Technology-情報通信技術)はどんな役割を果たし得るのでしょうか。
スマートフォンを主とするスマートデバイスの普及率は世界中で加速度的に上昇しており、2030年までに25億もの人々が新たにICTサービスに接続されると考えられています。こうした通信網が先進国はもちろん、発展途上国の最も収入の少ない階層の人々に至るまで生活上欠かすことのできない社会的サービスを提供することを可能にします。
医療と教育を取り上げてみました。
★医療・・・すべての人に健康と福祉を
e-Health(情報通信技術を積極的に医療に導入し個人の健康を高める取り組み)によって、遠隔治療や遠隔手術、ビッグデータの活用といった いつでも・どこでも・だれでもが最先端医療を受けられる新しい医療のあり方を目指すことが可能になります。
★教育・・・質の高い教育をみんなに
e-Learning(情報通信技術を用いて行う学習)の活用で地域や性別といった制約を廃した教育が可能になります。すべての人が公平に質の高い教育が受けられる世の中をつくることで、貧困や就業機会格差の是正を促し、持続可能な開発につながると考えられています。
その他にも課題がありますので気になった方は調べてみるといいですね。