連日の猛暑で「熱中症対策」が叫ばれています。
こまめな水分補給が必要ですが、一方で、一度にたくさんの水を飲み過ぎてしまうと自分の身体を危険に晒すことにもなりかねません。
腎臓の働きが通常なら、普通は問題ありませんが、肝臓の排泄処理が追い付かずに体液が薄くなり、血液の中のナトリウム濃度が低下した状態を「水中毒」といいます。医学的には「低ナトリウム血症」といいます。
水の飲み過ぎ、と言われてもはたしてどの程度飲んだら「飲み過ぎ」になるのか。水分は取らなくてはいけない、飲み過ぎてはいけない・・・迷いますよね。
正常な腎臓は1日に10リットル以上の水を排出できるので、腎臓の働きが正常であれば水中毒にはなりません。
人間の体が1日に必要な水分の量は、体重の4%と言われています。
スマホをお持ちの方は電卓を出して計算してみましょう。
ただし1日何リットルと決めるよりも、のどが渇いた時にこまめに、がぶ飲みせずにゆっくりと水分を補給しましょう。
ご自宅でも作れる経口補水液のレシピがクックパッドなどにも出ています。
分量を間違えないように、また作ったら長く置かずに飲み切ってください。
【手作り経口補水液1リットルのレシピ】
・水1L(200ml)
・砂糖40g(8g)
・塩3g(0.6g)
※カッコ内はコップ1杯あたりの量
※お好みでレモン汁やカボス果汁を1Lに対して大さじ1~2杯入れると飲みやすくなりますよ!