普段、何気なく使っているメール。今回は初心にかえって、メールの宛先
について考えてみましょう。
そもそも"宛先"って何でしょうか?手紙を送る時も"宛先"と言いますね。
そう、"宛先"はメールを読んで欲しい相手の名前を書く欄です。でも手紙と
違うのは、ここに「メールアドレス」と呼ばれる英数字を書く事です。
例えば、次のように書きます。
fuchu_keyaki@xxxxx.com
では、宛先(TO)欄の下にある、CCやBCCというのは何でしょうか?
CCは、「カーボンコピー(Carbon Copy)」の略で、「写し」という意味が
あります。ですからこの欄には、内容を知っておいて欲しい人のメールアド
レスを入力します。例えば、仕事でメールを送る際、宛先には先方のメール
アドレスを記入しますが、大きなプロジェクトで複数の人が関わっている
場合には、進行状況の情報を共有する為に上司や関係担当者をCCにして
メールを送信しておけば情報が行き渡り、スムーズに仕事ができます。
BCCは、「ブラインド・カーボンコピー(Blind Carbon Copy)」の略です。
BCCに指定した人のメールアドレスは、宛先やCCに指定した人には知らされ
ません。
例えば、年賀状をメールで送る場合、同時に複数の人に送りますが、
その中にはお互い知らない人同士も含まれている為、むやみに他人の
メールアドレスを見せてしまうと、後で問題になるかもしれません。
そんな時は、年賀状を送る相手を全てBCCに指定すれば、メールアドレスは
公開されません。
全員BCCに指定してしまうと、宛先に入れる人がいなくなってしまうので、
その場合はきちんと送信できているどうか確かめる為にも、宛先に自分の
アドレスを入力して送信すれば安心です。